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電波受信中…

前書き:今回のシナリオは冒頭で変わった夢を見たところから始まる。その夢を見て不安になり、赤の他人を助けに行くか、無視していつも通りの日常を送るか。どっちにしろ事件には巻き込まれる。今回の黒幕はツァトゥグァ様を崇拝する魔術師である。魔術師はツァトゥグァ様への生贄を用意するため生まれ持って魔力値が高い人間を誘拐し、自らの工房で生贄の儀式を行っていた。ツァトゥグァ様に生贄を捧げ、人狼である自分の姿を完璧な人間にしてもらいたいと願っている。が、ツァツグアは人狼を人間にもどす呪文など知らない。なんか勝手にエサ持ってきてくれるからとりあえず別のアーティファクトや魔術、などを上げている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー シナリオ導入:夢を見る。(一個下の段に書いてあります。) 目が覚める。夢の内容はおぼろげではあるがまだ覚えている。あれはいったい何だったのだろうか?そんなことを思いながら探索者の一日が始まる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 夢の内容 謎の夢。  夢を見ている。そう、これは夢だ。と自分で気づく夢。まるで幽霊にでもなったかのようにその場の風景、出来事を俯瞰している。澄んだ青空の下、体格の良い男性と金髪の少女がたっている。歳はまだ若く、10代半ばといったところだろうか。少女は高い塀のある大きな屋敷の前に立ち止まると不安げな表情で塀の門を見上げる。まるで壊れたテープを見ているかのように場面が突然切り替わる。夕方の街中だ。会社や学校帰りの人が道を埋め尽くす中、先ほどの少女が何かから逃げるように時折後ろを振り返りながら人込みをかき分けている。また場面が変わる。今度はどこかの駅のようだ。日の光はなく、いくつもの蛍光灯が光源になっている。少女はまた何かにおびえるように辺りを見渡し、やってきた電車に乗り込み、電車の扉が閉まると同時に場面が変わる。日が沈み、街灯がついている。辺りに大きな建物はなく、舗装された道と両脇には大きな木々がそびえたっている。少女は息を荒げながら道を走っている。何度も後ろを振り向き、さらに奥へ奥へと進んでいく。場面が変わりどこかの物置のようだ。様々な工具が置かれている中、部屋の隅に膝を抱え座り込んでいる少女の姿がある。しばらく、うずくまっていると、突然乱暴に扉があけられる。ここで目が覚める。※ここから自由行動です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 探索できる場所 ・日本のお屋敷 もし、夢の内容を怪しんでグーグルマップなどで調べることで場所がわかる。もしくは地元では割と大きなお屋敷なので知識などで場所がわかる。 お屋敷は高い塀で囲まれた豪邸。門の横にはインターホンがある。インターホンを押すと渋めな声の男性が応答する。探索者がどういった行動するか不明。この日ではないが、1日前からこの屋敷の少女が行方不明になっている。親は海外出張で日本にいない。ただ、執事の○○さんは彼女のことを心配している。彼女の特徴などを伝え、なぜか夢に出てきたなどを言うと協力的になってくれるかも。 執事は一応数人がかりでそれなりに調べているので、昨日友人と出かけたとか、行きつけのパン屋があるとか知ってる。

・街中 夢に出てきた町は探索者たちが今暮らしている町。アイデアなどで夢で見た場所は○○駅前通りということを思い出す。 探索内容:聞き込みをするとパン屋が知っている。いつも少女が行きつけの場所。いつも買うラスクを買っていったと店主がいう。

・地下鉄 ○○駅。ここは終点となっている。夢で見た駅の場所へ行くと緑地公園前行きと書いてある。アイデアなどで夢で見たところは緑地公園だとわかる。

・緑地公園&小屋 公園へ行くと地図があり、公園の中心には湖があり周りを舗装された道で囲っている。湖まで行く細道が何本かあり、舗装された道や細道の横には木のイラストが描きこまれている。そのほかにも、所々に休憩所や物置と思われる小さな小屋が描かれており、小屋には立ち入り禁止の×マークがされている。小屋へ向かうとなかは荒らされた形跡があり、片足だけ脱げた靴が転がっている。デザインとサイズからして小学生高学年から中学生ぐらいの女の子のものだとわかる。砕けた乾燥パンが一本の道のように外へ向かっていた。それを追っていくと湖の少し手前で途切れる。目星成功で地下への入り口を発見する。芝生などでカモフラージュされていた。

・地下の工房 地下には垂直に梯子がかけられており、明かりは見えない。下に降りると様々な拷問道具などが置かれており、一番奥にある部屋の扉から光が漏れている。聞き耳で話し声が聞こえる。「君にはツァトゥグァ様のために生贄になってもらうよ」「なに 怖がることはない。君はツァトゥグァ様の一部になれるんだ。むしろ喜ばしいことだよ」「大丈夫 痛みなんて感じないさ フフ たぶんね」。簡単なマップを作っておくといいかも。梯子で降りた部屋とそこから左、前、右に扉があり、合計4つの部屋があるマップなど。 探索場所 ・①死体置き場。部屋に明かりはなく、ライトなどで照らすか目を凝らしてみると人間の皮だけが大量に置かれていた。それは人間の中身だけをすべて吸い出してしまったかのように中身のない抜け殻のようになっている。人の死とはかけ離れたたくさんの死体をみてSANチェック1/1D6 ・②儀式場。ここに少女が拘束されている。魔術師もここにいる。別の場所などで大きな物音をたてると魔術師に気づかれてしまう。 ・③書庫。この部屋は泥棒にでも荒らされたのではないかというくらいすさんでいる。大量の紙が散らばっており、部屋の隅には様々な形の道具と言いていいのだろうか?何に使うのかはわからないが色々な物が無造作に置かれている。目星で1冊の日記が見つかる。内容は:「ツァトゥグァ様との接触に成功した。しかし、人狼から人間に戻る呪文は教えてくださらなかった。供物の質が悪かったのだろうか?だが、代わりに様々な呪文やアーティファクトを私に授けてくださった。このすべてを紙に書き写したが理解できたのはほんの僅かだけ。そして、その中に人間に戻る方法はなかった。もっと質の良い供物を用意し、次こそ人に戻れる呪文を教えてもらおう。」といったもの。 オカルトなどで人狼は銀でできた武器か火が弱点だということがわかる。(探索者が非戦闘員の場合幸運ロールとかで銀のナイフぐらいなら渡してオッケー。あとガス管スプレー。) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 時系列 土曜日 朝10時:少女(ソフィー)外出。 午後4時ごろまで友人と遊ぶ。その後、行きつけのパン屋でラスクを購入後友人と別れる。 友人と別れてすぐに、(5時過ぎ)誰かに尾行されていると気づき、速足でその場から離れる。 近くの駅に入り、家と方向が違うが、尾行を撒くため電車に乗り込む(緑地公園行き) しかし、尾行は撒けず焦って公園内に逃げ込む。(午後6時過ぎ)その後、公園にある小屋で身を潜めていたが魔術師に見つかり誘拐される。 いくらか抵抗はしたが無意味。気絶させられてしまう。このとき、ポケットに入れていたラスクが砕け、袋から少しずつ零れ落ちる。 湖の近くにある地下で幽閉される。 日曜日:探索者が夢を見る(シナリオスタート) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 登場キャラクター ・黒幕 狼男(リーマス・ルーピン) 人間状態ステータス STR21 CON13 SIZ10 INT13 POW13 DEX13 HP11 db1D4 武器:噛みつき30%ダメージ1D8+db 装甲:1ポイント 1ラウンド1HP回復

狼状態 STR21 CON13 SIZ13 INT13 POW13 DEX17 HP13 db1D6 武器:噛みつき30%ダメージ1D8+db 装甲:1ポイント 1ラウンド1HP回復 SANチェック:1/1D8 変身をみたら追加で0/1D3

・セバスチャン(執事) STR15 CON15 SIZ15 INT16 EDU20 POW14 APP10 DEX17 HP15 db1D4 技能:組付き80%、マーシャルアーツ70%、キック1D6+db80%、パンチ80%、回避24%、拳銃80%、応急手当70%、博物学80%、運転80%。 ※ロールプレイを慌てているようにロールする。ソフィーがさらわれているので事あるごとに探索者をせかす。

・ソフィー(夢に出る少女) APP16 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー シナリオ報酬 シナリオクリア。1D8。 セバスチャンと協力。1D4 すべて探索。1D3。 クトゥルフ神話技能+4。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー シナリオ背景 今回のシナリオは人間に戻りたい人狼がツァトゥグァ様に戻る方法を教えてもらおうと人を誘拐し、儀式の供物としていた。さらわれたソフィー(夢の少女)は夢の中同様、公園の小屋で人狼に連れていかれてしまう。しかし、この時少なからず抵抗したことで、夕方に買ったパン屋のラスクが砕けてしまう。(ついでに袋も破ける)それをポケットに入れていたので連れ去られる際に零れ落ち、地下の工房まで道ができた。 探索者たちが見た夢はソフィーが地下に連れ去られた後、書庫の部屋に軟禁されていたとき、1つの魔術とアーティファクトを使って”夢を送る”という呪文を不特定多数に送ったところ探索者たちがそれを受信した。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー あとがき 今回は読みやすいように頑張ってまとめました。それでも読みにくい点が多いとは思いますがこれからどんどん改善していきたいと思いまっス!えーシナリオの話ですが今回、NPCをクロムクロっていうアニメから持ってきました。クロムクロは終始飽きさせず、とても面白かったです。最近のアニメでは見ない、どこかへ旅たってしまうENDは懐かしさも含めていいなーとしみじみ感じいるアニメでした。(あれ?シナリオの話をしてないぞ? まあ、あれです。自分が好きになった作品を1部分取り入れて作るTRPGは最高ですねってことです。あー10月からのアニメの楽しみです。次のシナリオは何をだいざいにしようかなーといったところで皆さま、またどこかでお会いしましょう。


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